22坪の平屋(隣居スタイル・親世帯)座して生活する、小上がりと引出し収納のある平屋
親世帯と子世帯がそれぞれの住まいで隣同士に住む隣居スタイルの住宅です。こちらは21坪の平屋、親世帯の住まいです。
生活リズムの違いは世代間でストレスになりやすく、近くに住みたいが同居はむずかしいという方は多いのでは…隣居であれば、お互いに気になりにくいというメリットがあります。また、立地条件が良く、建物の性能が高く一般的に使いやすい住宅であれば、家族構成の変化に伴い、片方を売却・転用しやすく、資産価値を維持しやすくなります(資産価値の高い家)。
今回は二回に分けて隣居スタイルの親世帯と子世帯をご紹介します。このページは親世帯(21坪の平屋)です。子世帯は32坪の吹抜けの家をご覧ください。福井県大野市の工務店あまや製材が手がけた、10棟目の認定低炭素住宅です。
この住まいの3つの特徴
座して生活する、小上がりのある平屋
この住まいのコンセプトは 座して生活する。大きなソファーやダイニングテーブルは置きません。段差35㎝の小上がりスペースがあり、下に引出し収納があります。奥行きが深くて収納量が多いです。
仕切らずに木格子で分ける、玄関ホール
省スペースの為、玄関ホールは仕切らずに木格子を設けました。靴収納の横にコート掛けは便利です。
西日を物干しに活かす、断熱区画したサンルーム
建物西側には西日を利用するサンルームを設置しました。一般的には西日は嫌なものですが物干しには最適な場所となります。室内との温度差を考慮し、断熱区画分けをしました。壁断熱・断熱サッシです。
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概要・外観
親世帯は21坪の平屋で弊社10棟目の低炭素住宅です。面積が75㎡以上という長期優良の基準を満たさない為に低炭素住宅の認定としましたが、念の為に、耐震等級3の計算は行いました。気密性能を表すC値は0.4 外皮平均熱貫流率UA値0.4 夏の日射取得率ηAC値1.3 冬の日射取得率ηAH値1.1です。
雪下ろしスペースを考慮して、南側空地を2.5mとりました。南側隣地の建物が大きいので日照シュミレーションでは春秋の採光は良いのですが冬場の南面採光は少なそうです。南向きの片流れ屋根なので屋根の上に乗せた雪は溶けやすくなります。
建物西側には西日を利用するサンルームを設置しました。一般的には西日は嫌なものですが物干しには最適な場所となります。背面にエコキュート置き場として屋根を付けました。
性能とその根拠(認定低炭素住宅)
- UA値:0.4 W/㎡・K
- ηAC値:1.3
- ηAH値:1.1
- C値:0.4 ㎠/㎡
- 耐震等級3の計算を実施(認定は低炭素住宅)
- 敷地面積 71.69坪/建築面積 21.57坪/施工延床面積 21.57坪
※UA値:外皮平均熱貫流率(数値少ないほど断熱性能高い)/※ηAC値:冷房期の日射熱取得率/※ηAH値:暖房期の日射熱取得率/※C値:相当隙間面積測定結果(数値少ないほど気密性高い)
リビング・キッチン
この住まいのコンセプトは 座して生活する。大きなソファーやダイニングテーブルは置きません。省スペースの為、玄関ホールは仕切らずに木格子を設けました。靴収納の横にコート掛けは便利です。
段差35㎝の小上がりスペースがあり、下に引出し収納があります。奥行きが深くて収納量が多いです。キッチン前のカウンタースペースは小上がりからも使えます。吊戸棚の上にラン集中ポイントを設置して電話のルーター等配線が整理しやすくしました。リビングに面した3尺角の収納も大きくはなくても日用品の収納には大変便利です。キッチン背面のカウンターも大工作成、電子レンジやトースターを設置します。
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省スペースの為、玄関ホールは仕切らずに木格子を設けました(左手)。
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段差35㎝の小上がりスペース。キッチン前のカウンタースペースは小上がりからも使えます。
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下に引出し収納があります。奥行きが深くて収納量が多いです。
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キッチン背面のカウンターも大工作成。電子レンジやトースターを設置します。
お風呂・洗面脱衣所・トイレ
キッチン背面の洗面室に小物収納棚奥行15㎝と30㎝、浴室は1坪です。トイレはリビングから入口が見えにくい位置に設置しました。
寝室・クローゼット
北東角に共用納戸3帖設置。リビングからも洋室からも利用できます。洋室4.5帖は省スペースですが寝室としては十分な広さでないでしょうか。北西角にも洋室があります。子世帯との視線をずらすように窓の位置を調整しました。
工事中の様子(関連動画)
今回も工程ごとにコラム、記事を作成しています。ご興味のある方は、弊社ホームページの関連記事からご確認ください。
この事例について よくあるご質問
隣居スタイルとは、二世帯住宅とどう違うのですか?
親世帯と子世帯がそれぞれの住まいで隣同士に住むのが隣居スタイルです。生活リズムの違いは世代間でストレスになりやすく、近くに住みたいが同居はむずかしいという方は多いのではないでしょうか。隣居であれば、お互いに気になりにくいというメリットがあります。
将来、家族構成が変わったときはどうなりますか?
立地条件が良く、建物の性能が高く一般的に使いやすい住宅であれば、家族構成の変化に伴い、片方を売却・転用しやすく、資産価値を維持しやすくなります。
なぜ長期優良住宅ではなく低炭素住宅の認定なのですか?
面積が75㎡以上という長期優良の基準を満たさない為に低炭素住宅の認定としました。ただし念の為に、耐震等級3の計算は行いました。弊社10棟目の低炭素住宅です。
平屋で雪の対策はどうしていますか?
雪下ろしスペースを考慮して、南側空地を2.5mとりました。南向きの片流れ屋根なので屋根の上に乗せた雪は溶けやすくなります。
西日は避けたほうがよいのではないですか?
建物西側には西日を利用するサンルームを設置しました。一般的には西日は嫌なものですが物干しには最適な場所となります。なお西側のサンルームは室内との温度差を考慮し、断熱区画分けをしました(壁断熱・断熱サッシ)。