HOUSING COLUMN

軒ゼロ住宅・採用するなら周到なご準備を防水上の弱点になりやすい箇所と、失敗しないための対策基準

都心の狭小地を中心に、庇(軒)をほとんど出さない「軒ゼロ住宅」の採用が広がっています。しかし瑕疵保険会社の調査などから、軒ゼロ箇所は雨漏り事故の発生率が非常に高いことが分かってきました。見た目はスタイリッシュでも施工の難易度は高く、維持管理費もかかります。それでも採用するのであれば、周到な準備が不可欠です。

📐 設計の注意点 🗓️ 2017年7月公開

※本記事は2017年公開時点の情報です。その後の制度改正や仕様の変更により、現在の内容と異なる場合がございます。

軒ゼロ住宅

1. 防水上弱点となりやすい場所

軒ゼロ住宅では、次のような箇所が防水上の弱点になりやすくなります。

2. 採用するなら周到な準備を

それでも採用する場合、まずは設計者や施工者がリスクをきちんと認識するべきです。設計ディテールや防水材料の選定に特段の配慮が必要となり、通常より建築コストと維持管理費が増大することを、建て主様へ正しくお伝えすることが必要です。その上で、自社の施工ルールを定めて徹底することがポイントです。

あまや製材では、軒ゼロ・軒の出が小さい部位に対して、次のような施工ルールを定めています。

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