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杉フローリング 36坪の家 2022年2月見学会

電話でのお問い合わせは0779-65-7600

〒912-0021 福井県大野市中野3-8-1

杉フローリング 36坪の家27 tsubo one-story house with earthen edge

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設計コンセプト
間仕切りを最小限にして開放的な間取りです。
床に座して素足で生活する杉フローリングを採用しています。
立地条件により南面採光は抜群です。


認定長期優良住宅

  • 建物の性能


■耐震等級3
■劣化対策等級3

●UA値:0.45W/㎡・K
●nAC値:1.6
●BELの値:0.66
●C値:0.2㎠/㎡

※UA値:外皮平均熱還流率(数値少ないほど断熱性能高い)
※nAC値:冷房期の日射熱取得率
※BELの値:設計一次エネルギー消費量/基準一次エネルギー消費量
※C値:相当隙間面積測定結果(数値少ないほど気密性高い)


概要・外観

17棟目の長期優良住宅 杉フローリング 36坪の家です。
気密性能を表すC値は0.2 外皮平均熱貫流率UA値0.46 夏の日射取得率ηAC値1.7 冬の日射取得率ηAH値1.6です。
前面道路は坂になっており敷地との高低差が1.4mあるので着手前の擁壁工事の手配が大変でした。
モスグリーンの板金外壁にホワイトサッシが映えます。
久しぶりにブラウンの瓦屋根を採用しました。
鼻隠し破風板は雨だれ汚れが気になりやすいので濃色をお勧めしています。
暖房負荷を下げる為、南面の集熱窓は出来るだけ大きくし、西・東窓は出来るだけ省きました。
南面の庇は夏の日射調整により冷房負荷を下げる為、非常に重要です。
東面の比較的大きな窓にはアウターシェードを予定しています。





杉フローリングについて

今回のポイントは何といっても杉フローリングです。
弊社としては初めての採用となりますが、
今まで設計したものと比べるとかなり和風の感じが強いイメージです。
一般的に無垢フローリングはナラ・カバ桜・ウオールナットが採用されます。
硬い木材の広葉樹であり、椅子やテーブルで傷つきにくい為です。
床に直接座して、素足で生活する日本では柔らかく温かみを感じる針葉樹の床材が見直され始めています。
杉は古くからなじみのある木材です。
今回は施主様のご要望もあり無節の杉床を無塗装で利用しました。
傷はつきやすいですが使うほどに味わいが増していく杉フローリングの経年変化は、
今後も経過観察していく予定です。




1F 内観

玄関には3帖の土間収納を併設しました。
収納棚造作は施主様がDIY作成予定です。
開放的なLDKにするために、間仕切りを最小限にしました。
但し、要所に化粧柱・化粧筋交いを設け、耐震等級3の耐震性を確保しました。
化粧柱下部のホールダウン金物が掃除の際に気になる点を考慮して、
工事中変更により、袖壁を設置しています。
階段下を利用した収納を広くする工夫として、踏板を化粧柱で支えています。
キッチン食洗器は食器の出し入れがしやすいフロントオープンタイプを採用。
パントリーを併設し、ランの集中ポイントを付けました。
浴室・洗面・脱衣室・トイレ等の水廻りを一カ所に集中しました。
リビングから入口が見えにくく、帰宅後すぐに手洗いうがいしやすい間取りとなります。
ダウンライト以外の照明器具はほとんど施主様手配品です。
照明計画も明るすぎない計画で、コスパ良く最小限の器具利用に致しました。

ダクト式三種換気システム ルフロを採用しています。













2F 内観

二階ホールの間仕切りも無くして西側をファミリークローク収納としました。
持込タンスを並べて、パイプ棚に洋服を吊るします。
東側はプロジェクタースペースです。
映写面への映り込みを考慮して壁・天井クロスを黒いものにしました。
1Fトイレの直上に2Fトイレを設置し窓は無しとしました。
南側に面した主寝室6畳があります。
子供室2室それぞれ6畳を当初は仕切らずに利用して将来には分ける予定です。
南側窓は出来るだけ大きく、複層ガラスの内側にLow-E膜がある日射取得タイプになっています。


工程ごとにコラム、記事を作成しています
ご興味のある方は、弊社ホームページの関連記事からご確認ください。







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物件仕様

敷地面積 87.81坪 建築面積 18.34坪 施工延床面積 36.38坪