令和3年3月3日友引(なる)桃の節句に令和3年度1棟目新築工事の地鎮祭を行いました。
前日の風雨で心配していましたが良いお天気に恵まれありがたい地鎮祭でした。
RC3階建て解体工事
今回の工事は建替え工事であり、鉄筋コンクリート造3階建てペントハウス付き住宅の解体が必要でした。
3階まで続くコンクリート柱の解体時にコンクリートガラが燐家に落ちない様に足場施工を入念に行いました。
工事車両の駐車場手配や道路使用許可申請等の事前準備も多岐にわたり
途中に災害級の大雪があったため、工期が大幅に遅れてしまい、施主様にご迷惑をおかけしました。
現場監理の洋介さんは今回のRC解体工事は良い経験となり非常に勉強になりました
と、言っていました。
解体時に気づいたポイントや注意点などをまとめてブログでアップするよう指示しますので少し気長にお待ちください。
残土処分について
今回、解体完了後に地盤調査を行い、地盤改良工事を予定しています。
解体工事が必要な現場では建物位置の調査は解体後でなくては行えないのですが
事前に近隣データーにより、地盤の強さを予測して地盤改良費用を概算見積しています。
今回もほぼ当初の予想通りの結果となり、追加費用は発生しませんでした。
改良方法はエコジオ工法と呼ばれ、砕石を杭状に施工する工法となります。
エコジオ工法については後日、別レポートをまとめる予定です。
ところで、残土処分をご存じでしょうか?
残土処分とは現場で発生する廃土を搬出し、処分場で引き取ってもらう事です。
中部縦貫道や北陸新幹線工事の影響もあり、福井県では残土処分の費用が高騰しています。
現場では出来るだけ廃土が出ないような工夫が必要となります。
今回の改良工事では約10㎥の砕石が現場に搬入されます。
解体時に下がった地盤はこの砕石により大きく上がることが予想されるため、
地鎮祭は現況に合わせ、平らな地面で行いました。
令和3年度もがんばります。
ということで、令和3年度工事が始まりました。
今年度も多くの新築工事を予定しております。
構造現場見学・お住まい現場見学などが可能となりますので
問合せページからお申し込みください
折を見て現場リポートも引き続き行います。
よろしくお願いいたします。