NEW CONSTRUCTION CASE / 2019

16坪の平屋住宅コンパクトな間取りに、南庭へ続くセランガンバツのデッキ

16坪の平屋住宅の外観
次世代住宅ポイント制度対象 平屋 延床14.27坪 実測C値0.6 天然木のウッドデッキ 2019年

敷地83.30坪に建つ、延床14.27坪の平屋です。コンパクトな間取りで断熱・気密の性能を上げ、夏も冬も快適に過ごせることをめざしました。南庭に向けては、ハードウッドのセランガンバツ材でつくった天然木のデッキスペースを設けています。

断熱性能(UA値) 0.46W/㎡・K 外皮平均熱貫流率。数値が小さいほど熱が逃げにくい
気密性能(C値) 0.6㎠/㎡ この住まいで実際に測定した相当隙間面積です
延床面積 14.27坪 敷地83.30坪・建築面積15.78坪の平屋
日射熱取得率 1.3ηAC値 冷房期の値。暖房期のηAH値は1.2です

この住まいの3つの特徴

小さくつくって、断熱と気密を上げる

コンパクトな間取りで、断熱・気密性能を上げ夏冬共に快適に過ごせる。これが設計の出発点です。外皮平均熱貫流率UA値は0.46W/㎡・K、実際に測定したC値は0.6㎠/㎡でした。

南庭へ開く、ハードウッドのデッキ

南庭部に向けて心地よい天然木のデッキスペースを設けました。材料はハードウッドのセランガンバツ材。玄関前から掃き出し窓の前まで続きます。

コスパを上げて、雪に強くする

コスパの高い雪に強い家を作る。屋根はガルバリウム鋼板のたてひら葺、外壁もガルバリウム鋼板ロクヤマと杉羽目板貼でまとめました。

動画で見る

サムネイルをタップすると再生します。場所ごとに分かれているので、見たいところからご覧いただけます。

外観の動画サムネイル

外観

杉羽目板とガルバリウム鋼板でまとめた外観を、動画でご案内します。

内観の動画サムネイル

内観

玄関から室内までを、動画でご案内します。

設計コンセプト コンパクトにつくり、性能を上げる

この住まいの設計コンセプトは、次の3つです。

延床面積は14.27坪。床面積を小さくおさえたぶん、断熱と気密の性能に手をかけました。外皮平均熱貫流率をあらわすUA値は0.46W/㎡・K、実際に測定した相当隙間面積のC値は0.6㎠/㎡です。

こだわりポイント 天然木のデッキと杉羽目板

こだわったのは、次の2点です。

デッキに使ったのは、ハードウッド(硬い広葉樹)のセランガンバツ材です。杉羽目板は、玄関前とリビングの天井のほか、外壁にも採用し、キシラデコールを塗装しています。

次世代住宅ポイント制度の対象住宅です

この住まいは、次世代住宅ポイント制度の対象住宅です。2019年10月の消費税率引上げ前後の需要変動対策のための制度で、税率10%の新築住宅・リフォーム工事が対象となります。新築住宅(貸家を除く)の発行ポイントは、1戸あたり上限35万ポイントです。

この住まいで測定・計算した性能値は、次のとおりです。

UA値は数値が小さいほど熱が逃げにくく、C値は数値が小さいほど隙間が少ないことを表します。C値は設計だけでは決まらず、現場の施工精度でほぼ決まる数値です。あまや製材では全棟で気密測定を行い、結果をそのままお伝えしています。制度の内容はすまいコラム「次世代住宅ポイント制度について」を、現在ご利用いただける補助金は家づくりのよくあるご質問をご覧ください。

外観 杉羽目板とガルバリウム鋼板

屋根はガルバリウム鋼板のたてひら葺。外壁は、ガルバリウム鋼板ロクヤマと、キシラデコールを塗装した杉羽目板貼の2種類でまとめました。

玄関の前から掃き出し窓の前まで、天然木のデッキが続きます。玄関を出ると、そのままデッキに立てる高さです。

天井 天然の杉板を活用しました

リビングの天井には、天然の杉板を張りました。1枚ごとに色味と木目が違うので、同じ表情が並びません。

壁は黄色、建具はダークウォルナット調。木の天井と組み合わせて、コンパクトな空間に色の変化をつけています。

玄関・キッチン・室内・トイレ

玄関の土間は、小石を敷き詰めたような石目の仕上げです。上がるとすぐに、杉板天井の室内が広がります。

キッチンは壁付けのI型。ビルトイン食洗機と、流し前の小窓、カップボードを備えています。洗面化粧台は三面鏡付きで、トイレには手すりとカウンターを設けました。

デッキ 南庭に向けた天然木のデッキスペース

南庭部に向けて、心地よい天然木のデッキスペースを設けました。材料はハードウッドのセランガンバツ材です。

掃き出し窓の前から玄関前まで続く長さがあり、庭へは踏み段から降りられます。

建物の性能と仕様

仕様と性能の一覧

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項目この住まいの仕様補足
建物新築注文住宅・平屋次世代住宅ポイント制度の対象住宅です
断熱UA値 0.46 W/㎡・K外皮平均熱貫流率。数値が小さいほど断熱性能が高い
気密C値 0.6 ㎠/㎡相当隙間面積の測定結果。数値が小さいほど気密性が高い
日射ηAC値 1.3(夏)/ ηAH値 1.2(冬)冷房期・暖房期の平均日射熱取得率
屋根材ガルバリウム鋼板/たてひら葺
外壁材1ガルバリウム鋼板/ロクヤマ
外壁材2杉羽目板貼/キシラデコール塗装
サッシエルスターS:樹脂サッシ/ペアガラスアルゴンLow-E
敷地面積83.30坪
建築面積15.78坪
延床面積14.27坪

この事例について よくあるご質問

16坪ほどの平屋でも、冬は暖かく過ごせますか?

この住まいの設計コンセプトは「コンパクトな間取りで、断熱・気密性能を上げ夏冬共に快適に過ごせる。」ことです。外皮平均熱貫流率UA値は0.46W/㎡・K、実際に測定した相当隙間面積C値は0.6㎠/㎡でした。あまや製材は現在も全棟で気密測定を行い、C値0.7㎠/㎡以下を保証しています(自社目標は0.3)。

この住まいの広さはどのくらいですか?

敷地面積83.30坪、建築面積15.78坪、延床面積14.27坪の平屋です。床面積をおさえたぶん、断熱・気密の性能と、南庭に向けた天然木のデッキスペースに手をかけています。

ウッドデッキにはどんな木を使っていますか?

ハードウッドのセランガンバツ材を使った天然木のウッドデッキです。南庭部に向けて心地よいデッキスペースとして設け、玄関前から掃き出し窓の前まで続く長さにしています。

杉羽目板はどこに使われていますか?

玄関前とリビング天井を杉羽目板で仕上げました。外壁にも杉羽目板貼を採用し、キシラデコールを塗装しています。天井の杉板は1枚ごとに色味と木目が違うため、同じ表情が並びません。

次世代住宅ポイント制度とは、どんな制度ですか?

2019年10月の消費税率引上げ前後の需要変動対策のための制度です。税率10%の新築住宅・リフォーム工事が対象となり、新築住宅(貸家を除く)の発行ポイントは1戸あたり上限35万ポイントです。断熱等性能等級4以上または一次エネルギー消費量等級4以上の「エコ住宅」など、4つの区分のいずれかに適合する場合に300,000ポイントが発行されます。制度の内容はすまいコラムに、現在ご利用いただける補助金は家づくりのよくあるご質問にまとめています。

雪への備えはどうなっていますか?

設計コンセプトのひとつが「コスパの高い雪に強い家を作る。」ことです。この住まいでは屋根をガルバリウム鋼板のたてひら葺、外壁をガルバリウム鋼板ロクヤマと杉羽目板貼としました。あまや製材では現在も、雪害による補修の頻度を抑えるため屋根と外壁にガルバリウム鋼板を推奨し、屋根は縦平葺で雪止金具(バータイプ)を標準装備しています。

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