SwitchBotで室温変化を調べてみました Part2エアコンのオン・オフで室温はどう変わる?3パターンを実測しました
3月23日・24日に開催した完成見学会「回遊性を楽しむ家」(Vol.27)で、5台のSwitchBot(スイッチボット)を使い、室温の変化を調べてみました。今回で第2弾です。
今回計測を行ったのは、2024年3月23日・24日に開催した完成見学会「回遊性を楽しむ家」(Vol.27)です。
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完成見学会「回遊性を楽しむ家」(Vol.27)のご案内チラシと、計測に使用したSwitchBot(スイッチボット)
- ηAC値:1.7
- 建築面積:24.61坪
- 一次エネルギー消費量等級:6
※エアコンはすべて20℃に設定して計測しました。
| パターン | 期間 | 内容 |
|---|---|---|
| ①エアコン無し | 3/19 10:00〜3/22 9:00 | エアコンを稼働させない状態 |
| ②稼働→停止 | 3/22 9:00〜3/24 9:00 | 9:00にエアコン稼働(20℃設定)→3/23 16:00に停止 |
| ③再稼働→停止 | 3/24 9:00〜3/25 9:00 | 9:00にエアコン再稼働(20℃設定)→15:00に停止、SwitchBot回収 |
FLとは、Floor Level(フロアレベル)=床の高さを表しています。1階は1FL、2階は2FLです。例えば1FL500なら1階の床から高さ50cmの位置になります(表記が無ければmm単位です)。
- 玄関:1FL±0
- リビング:1FL+1100
- ファミリークローク:1FL+1800
- 2階子供部屋:2FL+1800
- 2階寝室:2FL+1800
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実際に温湿度計を設置した様子
パターン①:エアコンを使わない状態
まずはエアコンをつけない状態の室温変化です。
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3/19 10:00〜3/22 9:00の室温推移グラフ(エアコン未使用)
グラフの通り、1日を通して外気温は大きく上下しましたが、室内の温度はどの場所もほぼ一定に保たれました。高気密・高断熱住宅は、外気温の変化を受けにくいことがよく分かります(20日はカーテン取り付け作業のため一時的にエアコンを稼働、21日は晴天による日射の影響で室温が上がった時間帯があります。詳しい時間ごとの変化はグラフ内の解説をご覧ください)。
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検証住宅の南側の様子
南側の窓は大きく取られているため、日差しをたくさん取り込んだのだと思われます。冬の大野市の太陽の日射角度が約30度なので、南側の窓からたっぷり日射を取り込めます。日射を取り込む設計(パッシブ設計)も大事な要素の一つです。
パターン②:エアコンを稼働させてから停止
続いて、朝9時からエアコンを稼働させ、20℃設定で丸一日運転してみました。
2階の寝室は約2時間で設定温度の20℃に達しました(SwitchBotを床から180cmの高さに設置していたため、実際よりやや高めに出ています)。逆に土間のある玄関は室温が上がりきりませんでした。エアコンをつけていない2階の子供部屋は寝室より4℃ほど低く、エアコンのない1階のファミリークロークでも20℃まで達しており、暖めた空気を外に逃がさない住宅の設計がよく分かります。16時にエアコンを停止すると、高い位置にあった寝室から先に下がり始め、最初の1時間で約2℃低下。その後は1時間あたり約0.6℃のペースでゆるやかに低下し、翌朝9時には12℃になりました。
パターン③:エアコンを再稼働させてから停止
最後に、17時間エアコンを止めた状態から運転を再開し、15時に停止したときの室温変化です。設定温度は20℃です。
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3/24 9:00〜3/25 9:00の室温推移グラフ(9時再稼働・15時停止)
いずれの部屋も室温12℃前後からのスタートで、寝室は1時間ほどで設定温度の20℃に到達しました。玄関だけは土間の影響でそこまで上がりきりませんでしたが、エアコンをつけていない部屋でも19℃まで上がっていたのは印象的です。
15時にエアコンを停止した後、寝室やリビングは最初の1時間で2℃ほど下がり、その後はゆるやかに低下。18時間後の翌朝9時には約9℃下がって14℃、1時間あたり約0.5℃のペースでした。これを目安にすると、夜12時にエアコンを消しても7時間後の朝7時には約19.5℃までしか下がらない計算です。消したときの室温が23℃なら、朝までしっかり暖かさが続きますね。
高気密・高断熱の住宅は、エアコンを止めた後も室温が下がりにくく、少ないエネルギーで快適に過ごせることが、今回の実測でもよく分かりました。