高気密・杉板の家杉板材を室内外に品よく使い、部屋の温度ムラを感じない住まい
子育て世代の若いご夫婦の家事の負担を減らせるすまいづくりを心掛けました。桁上断熱と大風量ダクト式の排気集中型換気システムを採用し、快適な住まいです。気密性能が高く、部屋の温度ムラを感じません。杉板材は、外壁の鎧貼から室内の造作まで品よく利用しています。
この住まいの3つの特徴
部屋の温度ムラを感じない、実測C値0.5の気密性能
気密性能が高く部屋の温度ムラを感じません。桁上に合板を施工し、断熱・気密部を天井と分離させる「桁上断熱」を採用しています。気密測定の結果はC値0.5㎠/㎡でした。
大風量ダクト式の排気集中型換気システム
排気集中換気システムは大風量ダクト式で安定した換気が行えます。空気の入口と出口をはっきりさせることで、計画したとおりの換気が行えます。
台所から昇りやすく、幅の広い階段
台所から昇りやすく幅の広い階段にしました。子育て世代の若いご夫婦の家事の負担を減らせるすまいづくりの一部です。
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設計コンセプト 子育て世代の家事負担を減らす
子育て世代の若いご夫婦の家事の負担を減らせるすまいづくりを心掛けました。桁上断熱(注1)と排気集中型換気システム(注2)の採用で快適です。杉板材を室内外に品よく利用しています。
- 注1.桁上断熱は桁上に合板を施工し断熱・気密部を天井と分離させる工法です。
- 注2.排気集中換気システムは大風量ダクト式で安定した換気が行えます。
認定長期優良住宅としての性能
この住まいは認定長期優良住宅です。耐震等級2・劣化対策等級3・省エネ等級4を取得しました。
断熱性能はUA値:0.52W/㎡・K、気密性能は測定の結果C値:0.5㎠/㎡でした。窓は樹脂窓エルスターS標準採用です。
桁上断熱は、あまや製材が気密化の目的のひとつに挙げている「天井の気密」の方法です。くわしくはコラム:あまや製材の高気密住宅についてをご覧ください。
- ※UA値:外皮平均熱貫流率(数値少ないほど断熱性能高い)
- ※C値:相当隙間面積測定結果(数値少ないほど気密性高い)
外観とウッドデッキ
外壁は、杉板鎧貼にキシラデコールを二回塗装した面と、ガルバリウム鋼板(ロクヤマ)の面を組み合わせています。杉板材を室内外に品よく利用しています。
屋根は上屋根がガルバリウム鋼板のたてひら葺、下屋根がAT葺で、いずれもバータイプの雪止を付けています。
掃出し窓の前には、軒下にウッドデッキを設けました。窓まわりの壁も杉板貼で仕上げています。
玄関と階段
玄関ドアの脇には縦のスリット窓を設けました。星形のペンダントライト、造作のカウンターと姿見を組み合わせています。
台所から昇りやすく幅の広い階段にしました。キッチンの正面に階段を配置し、台所から直接2階へ上がれます。
階段まわりの壁は白いブリック調のアクセント、床は明るい色の木の床です。濃い色の化粧柱と梁が空間を引き締めます。
リビングと和室
壁掛けテレビの配線計画に工夫があります。テレビを掛ける壁はダークグレーのアクセントクロスとし、配線が表に出ないようにしました。
リビングからダイニング・キッチンまでがひと続きの空間です。
リビングの隣は、市松に敷いた縁無し畳の和室です。落ち着いた色の壁と木の枠でまとめ、ひと続きに使えるようにしました。
キッチンとダイニング
キッチンとダイニングの間にはカウンターを設け、カウンターチェアを置けるようにしました。ダイニングの上にはレール式の3灯ペンダントライトを吊っています。
カウンターの奥がキッチンです。白いブリック調のタイルとオープン棚で仕上げています。
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キッチンカウンターとダイニング。3灯のペンダントライトを吊りました。
排気集中型換気システムと洗面室
排気集中換気システムは大風量ダクト式で安定した換気が行えます。コントローラーはダイヤルで風量を調整でき、給湯リモコンの隣にまとめました。
洗面室はネイビーの洗面化粧台とトールキャビネットで、収納をまとめて確保しました。壁は白いブリック調でそろえています。
建物の性能と仕様
仕様と性能の一覧
👉 横にスクロールできます| 項目 | この住まいの仕様 | 補足 |
|---|---|---|
| 認定区分 | 認定長期優良住宅 | |
| 耐震 | 耐震等級2 | 認定長期優良住宅として取得した当時の等級です |
| 劣化対策 | 等級3 | 構造躯体の劣化対策の等級です |
| 省エネ | 等級4 | |
| 断熱 | UA値 0.52 W/㎡・K | 外皮平均熱貫流率(数値少ないほど断熱性能高い) |
| 気密 | C値 0.5 ㎠/㎡ | 相当隙間面積測定結果(数値少ないほど気密性高い) |
| 断熱工法 | 桁上断熱 | 桁上に合板を施工し断熱・気密部を天井と分離させる工法です |
| 換気 | 排気集中型換気システム | 大風量ダクト式で安定した換気が行えます |
| サッシ | エルスターS:樹脂サッシ/ペアガラス(アルゴンLow-E) | 樹脂窓エルスターSを標準採用 |
| 上屋根材 | ガルバリウム鋼板/たてひら葺 | バータイプ雪止付 |
| 下屋根材 | ガルバリウム鋼板/AT葺 | バータイプ雪止付 |
| 外壁材1 | ガルバリウム鋼板/ロクヤマ | 推奨仕様と同じロクヤマです |
| 外壁材2 | 杉板鎧貼/キシラデコール二回塗装 | |
| 敷地面積 | 86.26坪 | |
| 建築面積 | 25.17坪 | |
| 延床面積 | 49.21坪 |
この事例について よくあるご質問
桁上断熱とは、どのような工法ですか?
桁上断熱は桁上に合板を施工し断熱・気密部を天井と分離させる工法です。あまや製材は気密化の目的のひとつに「天井の気密(桁上断熱)」を挙げており、この住まいの気密測定の結果はC値0.5㎠/㎡でした。
排気集中型換気システムは、ふつうの換気扇と何が違いますか?
排気集中換気システムは大風量ダクト式で安定した換気が行えます。気密化によって空気の入口と出口をはっきりさせることで、計画したとおりの換気が行えます。あまや製材はダクト式第三種換気を標準採用しています。
C値0.5㎠/㎡は、どのくらいの気密性能ですか?
あまや製材のコラムでは、風や温度差による漏気を一定量以下に抑えるためにはC値0.7㎠/㎡以下が望まれ、目標値としては0.5㎠/㎡以下が理想的とされています。この住まいはその目標値を満たしています。現在の新築では全棟で気密測定を行い、C値0.7㎠/㎡以下を保証しています(自社目標は0.3)。
杉板の外壁は、どのように仕上げていますか?
外壁は杉板鎧貼にキシラデコールを二回塗装しています。ガルバリウム鋼板の面と組み合わせ、杉板材は室内にも品よく利用しました。現在の推奨仕様でも、外壁はガルバリウム鋼板と杉羽目板貼(キシラデコール塗装)としています。
2019年の事例ですが、いまも同じ性能で建てられますか?
性能は当時より高くなっています。現在の推奨仕様は断熱等性能等級6以上、許容応力度計算による耐震等級3、気密は全棟測定でC値0.7㎠/㎡以下保証(自社目標0.3)です。この住まいは認定長期優良住宅として耐震等級2・劣化対策等級3・省エネ等級4を取得しています。
大野市以外でも建ててもらえますか?
福井県大野市を中心に施工しておりますが、嶺北地域であれば施工可能です。詳しいエリアについてはお問い合わせください。ご相談・間取りのプランニング・参考お見積りは無料です。