HOUSING COLUMN

断熱性等級7の家で、気温と湿度の推移検証してみたIoT温湿度計SwitchBotを使い、室内5カ所を測定してみました

2024年10月19日・20日に開催した完成見学会で、断熱性等級7の住宅にIoT温湿度計「SwitchBot(スイッチボット)」を5台設置し、室内の気温と湿度の推移を検証しました。外気温が高かったため、今回はエアコンなどを使わない無暖房の状態での計測です。

📊 IoT・性能検証 🗓️ 2024年11月公開

※本記事は2024年公開時点の情報です。その後の制度改正や仕様の変更により、現在の内容と異なる場合がございます。

SwitchBot(スイッチボット)本体の写真と、ワイヤレスで室温・湿度を測定できる温湿度計であることを示す説明
今回の検証で使用したIoT温湿度計「SwitchBot」。ワイヤレスで室温と湿度を測定・記録できます。

検証した住宅の性能

今回、気温と湿度の推移を検証したのは、次のような性能を備えた住宅です。

断熱性能(等級) 等級7 断熱性能の最高等級です
断熱性能(UA値) 0.26W/㎡・K 数値が小さいほど熱が逃げにくいことを表します
気密性能(C値) 0.3㎠/㎡ この住まいで実際に測定した数値です
耐震性能 等級3 許容応力度計算による最高等級です

一次エネルギー消費量等級6、ηAC値1.3(冷房期の平均日射熱取得率)。建築面積32.34坪・施工延床面積56.92坪の住宅です。

測定を行った断熱性等級7の家の外観。オレンジ色の板張りと黒いガルバリウム鋼板の屋根が特徴的な2階建て住宅
今回、気温と湿度を計測させていただいた住宅の外観です。

測定期間・SwitchBotの設置場所

測定期間は10月15日午前9時から10月22日午前11時まで。このうち10月19日・20日の2日間は、完成見学会を開催しました。

SwitchBotは、以下の高さ・場所に設置しました(FL=フロアレベル。床面からの高さを表し、表記のない数値はmm単位です)。

1階

設置場所設置高さ
玄関1FL±0
キッチン1FL+500
洗面台1FL+800

2階

設置場所設置高さ
子供室(東側窓際)2FL+1300
寝室(クローク)2FL+850
1階のSwitchBot設置箇所。玄関の床、キッチンの引き出し脇、洗面台のカウンター上に温湿度計を設置した写真
1階の設置箇所(玄関・キッチン・洗面台)
2階のSwitchBot設置箇所。子供室の窓辺と、寝室の棚上に温湿度計を設置した写真
2階の設置箇所(子供室・寝室)

計測結果:温度の推移

一番変化のわかる部分のグラフを抜粋しました。10月20日(見学会2日目)午前0時から、翌21日午後11時までの温度と湿度の変化です。

玄関・キッチン・洗面台・子供室・寝室の室温と外気温を重ねた温度推移グラフ(10月20日0時〜10月21日23時) 拡大する
室内5カ所と外気温を重ねた温度推移グラフです。より大きなPDF版もご覧いただけます。

1階について

2階について

そのほかの気づき

計測結果:湿度の推移

玄関・キッチン・洗面台・子供室・寝室の室内湿度と外気の相対湿度を重ねた湿度推移グラフ(10月20日0時〜10月21日23時) 拡大する
室内5カ所と外気の相対湿度を重ねたグラフです。より大きなPDF版もご覧いただけます。

※人が快適と感じる湿度は40%〜60%です。

グラフは一部分のみですが、実際のデータは10月15日〜22日まで取得しています。数値をご覧いただくと、外気温に対して室内の温度・湿度がどのように変化するかがおわかりいただけると思います。
※10月18日14時以前の大野市の外気温データは、気象庁の公式記録に上がっていないため空欄になっています。

実際の数値データ(PDF)は、以下からご覧いただけます。
10月15日9:00〜10月18日23:00の数値データ
10月19日0:00〜10月22日10:00の数値データ

続編:大寒波の中でも測定しました

本格的に寒い時期になったら、もう一度測定を行う予定です。最高等級の断熱性能をもつこの住まいは、冬にこそ本領を発揮します。実際に記録的な大寒波が到来した際の室温測定の様子は、「積雪149cmの大寒波と断熱性等級7の家」でご紹介していますので、あわせてご覧ください。

高気密・高断熱で、光熱費や雪害対策のご相談 📞 電話相談
LINEで手軽に質問・お問い合わせ 💬 LINE相談
新築・資金計画のご相談・ご予約 ✉️ お問い合わせ
高気密・高断熱 📞 電話相談 LINEで手軽に 💬 LINE相談 間取りや見積り ✉️ お問い合わせ