不動産取得税の軽減consumption tax
制度概要
土地や建物などの不動産を取得した時、不動産取得税が課せられます。
取得した時1度だけかかる税金です。
新築住宅と土地の取得には軽減措置があります。
新築住宅取得の軽減措置を受ける要件
①住宅の床面積は50㎡以上240㎡以下
＜計算例（新築住宅）＞
■新築住宅の不動産取得税＝（固定資産税評価額-1200万円）×3％
土地取得の軽減措置を受ける要件
次のいずれかに該当すること。
①土地を取得してから3年以内にその土地に住宅を新築し、かつ住宅が新築されるまで土地を所有
②住宅が新築される前に取得した土地を譲渡した場合、その取得から3年以内に譲り受けた者が新築
③住宅を新築してから1年以内にその土地を取得
＜計算例（土地）＞
■土地の不動産取得税＝固定資産税評価額×1/2※×3％-軽減額
※2021.3.31取得まで
留意点
固定資産税評価額は住宅の場合、建築費の4～6割程度、土地は時価の6～7割程度となります。
床面積240㎡を超える住宅は軽減を受けられないので要注意です。
| 家屋（住宅） | 家屋（非住宅） | 土地 | |
| 税率 | 3％ | 4％ | 3％ |
| 軽減額 | 固定資産税評価額より | 固定資産税評価額×1/2より 次のうち大きい額 |
|
| 1200万 | ー | ①45000円 | |
| ②土地価格/1㎡×住宅床面積×2 （200㎡まで） |
|||
| その他 | 2011.3.31取得まで | ||
