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昭和40年建築 昭和58年増築 木造二階建住宅。
昭和40年に施工された古い部分だけを解体し、新しく約13坪の平屋を増築しました。
増築面積を既存面積の1/2以下とし、構造上分離することで構造耐力関係規定の緩和を受けました。
また、既存の構造躯体が露出した部分は出来る範囲で補強を行いました。
増築部についての断熱性能は新築推奨仕様(当社基準)と同程度となります。
床下断熱 | 古紙発泡 フクフォームEco 80㎜ |
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外壁充填断熱 | イソベールコンフォート 105㎜ |
天井断熱 | イソベールコンフォート 310㎜ |
サッシ | 樹脂サッシAPW330 真空トリプルガラス |
増築面積 | 12.9坪 |
この家は、北西の角地に建っており、北・西それぞれの道路が60㎝ある高低差の大きい敷地でした。
また、建物内部にも60cm以上の段差があり、これを解消することが大きな課題でした。
今回の増築では、新築工事と同等となる高断熱・高気密の仕様を採用しました。(当社基準)
窓も、補助金対象の高性能な真空トリプルガラス樹脂サッシを採用することで、大幅な断熱性能の向上を実現しました。
利用した補助事業は住宅省エネ2024キャンペーンの窓リノベ・子育てエコホームとなります。
断熱性能の向上は、冷暖房費の削減にもつながり、家計にも優しい設計となります。
これからは、より快適な住まいで、快適な暮らしをお過ごしください。
地震が起きるたびに、建物の耐震基準はより厳しくなってきました。
特に、1981年と1999年は重要な年です。
1981年(昭和56年)現在の耐震基準である「新耐震基準」が導入されました。
1999年(平成11年)古い建物を耐震補強するための「耐震改修促進法」ができました。
木造軸組住宅の柱の接合部の耐力は耐震上重要であるため、
解体時に露出した既存部柱の柱頭柱脚部は出来る範囲で金物を施工しました。
断熱施工も後では出来ないので同時に施工すると良いですね。
個人的には美容院改修は初めての経験でしたが用具や考え方など、非常に勉強になる工事でした。
保健所の検査も滞りなく完了し、開店から予約がたくさん入っているそうです。