
制度概要
性能の向上を図るリフォームや三世代同居等に対応するリフォーム。
適切なメンテナンスによる既存住宅の長寿命化リフォーム、
インスペクション(有資格者による建物調査)に対し補助金が助成されます。
留意点
通年申請と事前採択がありますが、こちらでは通年申請の木造戸建て住宅に限定します。
補助を受けるには、リフォームの施工前に有資格者によるインスペクション(現況調査)を行う必要があります。
また、改修内容、図面、施工写真等のリフォーム住宅履歴の保存が必須となり、
維持保全計画(期間30年)の作成、すくなくとも10年ごとの点検実施が必要です。
交付申請が必要であり、交付決定日以降に着工となります。
完成後、実績申請が必要となります。
交付申請→交付決定→請負契約→着工→完成→実績申請
補助対象
1 長期優良住宅化リフォーム工事費用
- 特定性能向上工事
- 劣化対策・耐震性・維持更新の容易性・省エネ性
- その他の性能向上工事
- インスペクション指摘改修・バリヤフリー・環境負荷の低い設備・一定水準の性能向上
2 三世代同居対応改修工事
3 インスペクションに要する費用
- インスペクション・維持保全計画作成・リフォーム履歴作成・リフォーム瑕疵保険
1+2+3の合計の1/3が補助対象(ただし、限度額以下)
種類 |
性能基準 |
補助金上限 |
三世代同居加算 |
住戸の規模 |
住戸の規模 |
評価基準型
一定の耐震・耐久・省エネ性 |
評価基準 劣化対策
評価基準 耐震性
評価基準 下記いずれか
省エネ性・維持管理 |
100万円/戸 |
50万円/戸 |
55u以上
※1階40u以上 |
インスペクション
※施工前
リフォーム履歴
維持保全計画 |
認定長期優良住宅型
より高い耐震・耐久・省エネ性 |
認定基準 下記全て
劣化対策・耐震性
省エネ性・維持管理 |
200万円/戸 |
75u以上 原則
※1階40u以上 |
高度省エネルギー型
認定長期優良住宅型をさらに省エネ化 |
上記を満たし かつ
省エネ性UP
一次E消費量省エネ基準20%削減 |
250万円/戸 |
※若者(2019.04.01時点40歳未満)が購入後1年以内にリフォーム着手の場合条件緩和有。
補助対象外費用
間取り改修・内装工事・設備改修
外壁改修・屋根改修
(インスペクションで指摘を受けた場合には、
その他の性能向上として補助対象にできる場合があります。
但し、特定性能向上を行っている倍に限ります。)