■設計コンセプト
富山の高椿礎生一建築設計事務所がネット検索で弊社に依頼頂いたコラボ案件です。
深い庇と大きい窓が特徴の家で、重心の低い落ち着いた佇まいとなっています。
夏の日射を遮り、冬の日射を取り込み、どこにいてもそよ風が感じられる、自然と共生したエコ住宅です。
自然素材(木材、塗壁、珪藻土クロス)を適材適所で使用し、思わず深呼吸したくなる癒しの空間です。
開放的な部屋と緑豊かな庭、コンパクトで周遊性のある機能的な水廻りが、日々の生活を豊かに。
電気代高騰を踏まえて4.7キロの太陽光パネルを設置し、ZEH住宅を実現しています。
デザイン・機能・エコといった「家づくり三種の神器」がギッシリ詰まった夢の家です。
■耐震等級3
■一次エネルギー消費量等級6
■ZEH住宅
■省令準耐火構造
●UA値:0.46W/㎡・K
●BELの値:0.45
●C値:0.4㎠/㎡
※UA値:外皮平均熱還流率(数値少ないほど断熱性能高い)
※nAC値:冷房期の日射熱取得率
※BELの値:設計一次エネルギー消費量/基準一次エネルギー消費量
※C値:相当隙間面積測定結果(数値少ないほど気密性高い)
こどもエコすまい支援事業対象 延床面積41.53坪 窓が大きく深い軒が大きな特徴の家です。
このお宅は富山の高椿設計事務所様がネット検索で弊社に依頼頂いた案件です。
今回のコラボ案件は、いつもと違う設計手法など経験することが出来て大変勉強になりました。
特徴である深い軒先は上屋が830㎜、下屋のが1580㎜出ています。ここまで出すのは雪国では珍しいですが、
構造検討をしておりますし、なにより深い軒には様々なメリットがあります。
機能的なメリットとしては、
1.雨水から建物を守る
雨水が建物の外壁や窓に直接当たるのを防ぐことができます。雨水が建物に浸入するリスクが低くなります。
また、外壁や窓の劣化や汚れを減らし、建物の外観を保護する効果もあります。
2.日射しや熱から建物を守る
太陽の直射日光や熱が建物に直接当たるのを防ぐことができます。
これにより、建物内の温度上昇を抑えることができ、冷房負荷を軽減する効果があります。
3.外部空間の利用拡大
雨や日差しから守られた場所で、屋外での過ごしやすさや利便性を向上させることができます。
例えば、軒先にテラスやベンチを設置することで、雨の日でも外でくつろぐことができます。
美観上でもいくつかの効果をもたらします。
1. 建物のデザインの強調
軒先が存在することで、建物全体のバランスや比率が美しく調和し、統一感を持たせることができます。
2. 影の演出
影の効果を利用して、建物の立体感やディテールを強調することが可能です。
3. 文化や地域性の表現
寺社仏閣に代表される伝統的な建築スタイルや地域特有の特徴を反映し、歴史を表現する役割を果たします。
敷地面積が約82坪と広いので南側に大きな庭を計画し、植栽を植えていく予定です。
最近の電気代高騰を踏まえて4.7キロの太陽光パネルを設置しています。
LDKと和室が一室空間となっており家族がどこにいても一体感を感じられるように配慮されています。
南側には広々とした外部空間があり、植栽を植える計画となっており、外と内の空間が調和しています。
夏は日差しをしっかりと遮り、冬は暖かい陽光が室内に入るように計画されています。
開口部も美しく見えるようデザインされ、南だけでなく北・東・西の窓から見える景色にもこだわった設計です。
キッチンを家事動線の起点として機能的な水廻りの計画を行っています。
キッチンから洗面・浴室、トイレ、物干し室、寝室、リビングへと廊下を最小限とした、
回遊性のあるコンパクトな家事動線が特徴となります。
コスト削減のため、面積を最小限に抑え効果的な収納計画と必要な3部屋とトイレを確保しました。
廊下も最小限に設けることで、スペースを有効活用しています。
また二階の部屋も十分日当たりが良い計画です。
周辺環境を含め、外とどうつながるか?にも配慮しています。
窓などの開口部を適切に配置することで、快適な居住空間を実現しています。
敷地面積 81.95坪 建築面積 37.97坪 施工延床面積 41.53坪 |