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家を建てるなら、ずっとキレイで快適、そして健康に暮らせる「木の家」がいいですよね。
「木の家って温かみがあっていいな」でも「湿気で腐ったり、カビが生えたりしないだろうか?」
と不安に思う方も多いと思います。
特に雪が多く、湿度も高くなりがちな福井県の気候では、そんな心配を抱える方も少なくありません。
実は、私たちが「心地いい」と感じる空間は、家を傷める“腐れ”や“カビ”が発生しやすい環境とも重なります。
でも、ご安心ください。ポイントを押さえれば、長く安心して暮らせる家づくりができます。
この後、その秘訣を分かりやすくご紹介します!
1. 水分:雨漏り・水漏れ・湿気・結露など。
2. 酸素:カビ・菌が生きるために必要。
3. 栄養:木材そのもの、ホコリ、汚れなど。
4. 温度:特に20〜30℃の温度で活発になります。
木造住宅では、酸素と栄養はほぼ揃ってしまいます。
湿った状態が長く続くと、木材は腐り始めます。
つまり、コントロールできるのは「水分」です。
水分コントロールの基本は、シンプルにこの2つです
1.濡らさない:雨漏りや水漏れを防ぎ、家の中に余計な水を入れない。
2.濡れてもすぐ乾く:湿気が入っても溜め込まずにスムーズに外へ逃がす
しかし、このシンプルな原則を家全体で何十年にもわたって維持するためには、知識と技術が必要です。
家の水分トラブルは、大きく分けて次の2種類。
・突然起こる「雨漏り・水漏れ」
・じわじわ進行する「結露」
次に目を向けたいのが「結露」です。結露には次のような種類があります。
1.表面結露:冬場、窓ガラスや暖房のない部屋の壁がびっしょり濡れる現象。よく目にするタイプです。
放っておくと、カーテンや壁紙にカビが生えます。
2.内部結露:壁の中や床下など、目に見えない場所で発生する結露。
気づいた時にはカビや腐れが進行していることがあります。
「結露」を防ぎ、家全体を湿気から守るために重要なのが、次の3つの性能です。
1.高断熱:性能の良い断熱材で家全体を隙間なく覆うことで、
壁や窓の表面温度が下がりにくくなり、表面結露を防ぎます。
2.高気密:家のすき間をなくすことで、湿った外気や室内の湿気が壁の中に入りにくくなります。
3.適切な断面構成:壁や屋根の内部構造で、どの断熱材・シート(防湿・気密)をどの順番で施工するか、
湿気の流れを考えて設計します。
4.計画換気(24時間換気)
高気密・高断熱の家では、自然の「すき間風換気」がなくなるため、機械による計画換気が必要です。
家中の湿気を効率的に外に出し、空気を常にクリーンに保ちます。
この「断熱・気密」と「換気」が両立して初めて、結露が起きにくく、健康的で長持ちする住まいが実現します。
永く安心して暮らせる、カビ・腐れに強い家づくりのポイントを振り返りましょう。
家の寿命を左右する最大の対策は「水分コントロール」です。
具体的な方法
1. 確実な施工と定期メンテナンスで「雨漏り」を防ぐ。
2. 日々のチェックで配管の経年変化による「水漏れ」を早期発見する。
3. 「高気密・高断熱」と適切な「断面構成」で「結露」を防ぐ。
4. 「計画換気」で家中の空気を循環させ、湿気を常に排出する。
5. 掃除でカビの“栄養”となるホコリ・汚れを取り除く。
6. 万が一、腐れ・カビが発生してしまったら、すばやく除去対応を。
あまや製材は、一棟一棟丁寧に「高気密・高断熱」と「耐震性」を両立した家づくりを得意としています。
デザインや間取りももちろん大切ですが、建てた後では見えなくなる“構造や性能”こそ、
ご家族の健康と住まいの本当の価値を決めます。
ぜひお気軽にあまや製材の相談会や見学会にお越しください。
家づくりのプロとして、あなたの疑問や不安にしっかりお答えします!
