子育て支援、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、
住宅の新築・リフォームに対する支援事業が国交省所管にて閣議決定されました。
制度的にはグリーン化住宅ポイントに近い制度になりますが、
新築住宅に対する補助額がアップしています。
予算額は542億円。
施工業者として事業者登録が必要ですので登録予定です。
今回、制度概略をお知らせ致します。
2021.11.26閣議決定時点での情報です。
新築住宅においては壁に10センチ程度の断熱材を入れる事が多くなっていますが、
アルミ一枚ガラスの窓は断熱材に置き換えると1センチ未満の断熱性能しかありません。
まるで、窓の分だけ家に穴が開いたようなイメージです。
逆に言えば、窓の断熱性能を上げることは温熱環境の上では最もコストメリットが高いと言えます。
子育て若者夫婦世帯の住宅取得の負担軽減が目的の一つです。
①子育て世帯 18歳未満の子を有する
②若者夫婦世帯 夫婦のいずれかが39歳以下
対象住宅 | 補助額 | |
---|---|---|
①ZEH・Neary ZEH・ZEH Ready・ZHE Oriented (強化外皮基準かつ再エネを除く一次エネルギー消費量▲20%に適合) |
100万円/戸 | |
②高い省エネ性能等を有する住宅 (認定長期優良住宅・認定低炭素住宅・性能向上計画認定住宅) |
80万円/戸 | |
③省エネ基準に適合する住宅 (断熱等級4 かつ 一次エネ等級4を満たす住宅) |
60万円/戸 |
対象工事 | 補助額 | |
---|---|---|
①住宅の省エネ改修(必須) A.開口部の断熱改修 B.外壁、屋根、天井の断熱改修 |
上限45万/戸 既存住宅購入を伴う場合 上限60万/戸 |
|
その他の工事(任意) A.子育て対応改修 B.耐震改修 C.バリアフリー改修 D.空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事 E.リフォーム瑕疵保険等への加入 |
対象工事 | 補助額 | |
---|---|---|
①住宅の省エネ改修(必須) A.開口部の断熱改修 B.外壁、屋根、天井の断熱改修 |
上限30万/戸 安心R住宅購入を伴う場合 上限45万/戸 |
|
その他の工事(任意) A.子育て対応改修 B.耐震改修 C.バリアフリー改修 D.空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事 E.リフォーム瑕疵保険等への加入 |
工事請負契約
閣議決定の2021.11.26から2022.10.31まで
建築着工・交付申請
2022.10.31まで
工事完了・完了報告
リフォームの場合は2022.10.31まで
戸建住宅新築の場合は2023.3.31まで
申請は事業者が行い、工事発注者は行えません。
補助対象が重複する補助制度は原則として併用はできません。
年齢による上限の差等が大きいので注意してください。
請負契約を結ばれない工事は対象外です。
提出書類が多いので詳しくは実施事業者にお問い合わせください。