令和一棟目の家 中間気密調査

6月12日 令和一棟目の中間気密調査を行いました。

今年度より気密化再徹底の為、独自の自社気密マニュアル(社外秘)を作成し

施主様からのご要望で桁上断熱で臨みました。

今回は、その気密調査の結果報告です。

中間気密化の目的は

本来であれば、気密調査は建物が完成した後で行うことになります。

壁の石膏ボードや床仕上げ材を貼る前に行う理由としては、

問題点を洗い出ししやすくなり、この時点であれば手直しが可能であるという点にあります。

実際に前年に中間検査を2棟行いましたが、気密アップの為の問題点が分かり

俊工事に気密性能はアップしました。

 

色々なデーターの検証により、弊社の気密性能の目標値は

C値0.5㎠/㎡以下 としております。

こちらの理由については、後日コラムにアップします。

 

今回の重視ポイント

一番大事なのはやはり現場の意気込みではないでしょうか?

現場や事務所において、大工さんや電気・給排水設備職人さん・現場管理人が互いに

ああでもない、こうでもないと、必死に話し合っています。

技術的には、窓廻り、換気設備の給気廻り、配線状況を補強しました。

以前、紹介したダクト式三種換気システムを初めて採用した物件ですので

第三種集中換気

排気については絞り込みがしやすくなりました。

 

今回の調査結果

今回の調査には職人二人、現場管理人、私の4名が参加しました。

調査開始から、気密性能の良さが感じられ、排気ファンの音が響きました

隙間から空気が流入している様子もなく結果が表示されました。

調査結果 相当隙間面積 C値0.5㎠/㎡

過去最高データで目標値達成

普段、陽気な大工さんは言葉少なでしたが、確かに嬉しそうでした。

次は桁上断熱無しで目標値の達成を目指します。