I様邸(屋根外壁工事)現場報告

I様邸現場報告

施主様要望  軒樋、外れ修繕
屋根コロニアル材破損の修繕
外壁サイディング塗装の劣化の修繕(工事途中でご依頼)

原因     軒樋は豪雪により破損した。
屋根材は経年劣化+積雪荷重により割れが生じた。
外壁サイディング塗装は経年劣化による。

工事概要   屋根コロニアル上GL鋼板横葺き
軒竪樋交換
窯業系サイディング上から外壁塗装

作業内容

屋根工事   突起物除去、高圧洗浄、屋根ルーフィング、ワイドZルーフ(仕上げ材)
塗装工事   ケレン、高圧洗浄(不純物除去)、シーラー(外壁と塗料の接着)、クリーンマイルドフッ素2回塗り(仕上げ塗料)
電気工事   外灯全交換(破損個所あり、外壁が綺麗になると目立つ、LED化)

工事期間 H31.4~5月末

着工前(北面)

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着工前(東面)

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着工前(本屋根状況)

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着工前(下屋状況

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足場施工状況

作業足場 今回は本屋根、下屋根共施工範囲となるため本屋根先行とした。
本屋根先行の理由、下屋根を先に仕上げると傷がつく為高いところ優先で進めました。

屋根面高圧洗浄

下地となる部分(隠れてしまう箇所)も洗浄することにより清潔な現場を保ち
次の施工される業者様も自ずと気を付けるようになり一石二鳥。
隣地にスペースが無い時は必ず養生(飛散防止)をする。

高圧洗浄後

高圧洗浄することにより屋根の劣化状況が確認しやすい。

鼻廻り唐草取り付け

唐草とは屋根材施工時の始まり部材にあたり、屋根材を引っ掛けるのに使う。
それ以外に雨が降ってきて水が垂れる時、ちゃんと狙ったところに水を垂らす役割もある。
この部材が外れるとよYouTubeで強風時に屋根材が捲れていく現象になりやすい。

本屋根ルーフィング施工状況

屋根ルーフィング 屋根仕上げ材の下葺き材料にあたり、このシートの時点で漏水があってはならない。

本屋根材施工状況

2段で1枚の材料となっていて施工方法は横葺きとなる。
途中に付けてある金具は雪止めLアングル受け金具で完了時にL型のバーを金具に通す。
屋根雪降ろし時(やはり使用する方が使いやすい様に施主様に取り付け位置をすべて決めて頂きました。)

雪止め取り付け、本屋根完了

下屋根工事

下屋ルーフィング施工

本屋根と同様に下屋根ルーフィング施工。

下屋ルーフイング2F壁の取り合い

2F壁の屋根取り合い仮外し。
2F壁と屋根は壁に横雨が当たった場合、壁に沿って水が流れるため水が外へ出るように
屋根ルーフィングを外壁シート裏に入れるのが望ましい。

壁を捲らずに屋根を施工する方法もあるが最後にシーリング頼りとなり
シーリングの耐用年数が5年~10年で切れたら雨が漏るのでお勧め出来ない。

西面下屋完了

屋根材立ち上がりの外側に外壁を戻した状況。

東面下屋完了

東面も同様に。

樋の取り付け完了

作業完了時屋根の拭き上げ

完了時、屋根色がつや消しの黒だったので職人様の配慮で清楚していた。
みんなで現場をきれいに保とうとする心がけに感謝します。

塗装工事

外壁塗装を行う前にシーリング硬化、劣化が見られた為打ち直し。

打ち直し後に外壁高圧洗浄。

塗装下地シーラー(塗料と外壁の接着剤みたいなもの)塗布状況

クリーンマイルドフッ素2回塗り。

2回塗り完了
塗装完了

before(東面)

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after(東面)

before(北面)

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after(北面)

工事全体の反省点
受注から施工までかなりの時間待って頂いた。(一昨年雪害工事による影響)
屋根工事施工までの間は外構工事も受注。(別ブログにて)
受注から工事まで時間を頂いた分工程をあまりずらすことなくコンスタントに施工が出来た。
時間の余裕を持っていただけた事により細部まで確認することにより手直し等が最小限に抑えることが出来た。
要所、要所で施主様とも進行状況確認でき軽微な変更にも迅速な対応が出来ました。