6月末日 D様邸の解体工事完了致しました。
約75坪木造二階建て解体で敷地も広大で日数も20日程度要しました。
本日は解体工事の様子を少しだけ報告いたします。
古材流通業者に聞いてみた
古民家の解体現場から再利用できる古材を流通させる組織があります。
せっかくですのである古材流通業者に現状写真を送り購入など可能か聞いてみました。
結果的に、対応出来ませんとの返答でした。
私の調べた範囲内ではありますが、県内には流通組織が無く、
県外に運びだして在庫、利用するには採算ベースに合わないという事でした。
輸送コストと需要の関係で古木・古材の買取は諦めました。
また、石材業者にとっては利用価値のありそうな大きな石がたくさんありました。
どうやって運んだんだろうか?と思われるような大きさです。
こちらも需要の関係で廃棄となりました。
そのままでは搬出できないので解体業者さんは苦労して割って搬出しました。
需要と供給のバランスの難しさを感じる事例となります。
解体立会の重要性
事前の解体打合せは非常に重要です。
近隣配慮、解体方法、撤去するものと残すものの解体範囲の確認等を
解体開始の10日前ぐらいには確定しておく必要があります。
今回は範囲が広大でしたので、工事中にも数回の施主様立会も行いました。
解体完了の様子
おかげさまで、きれいに解体完了となりました。
道路や水路の掃除もきちんと行い施主様と完了立会を行いました。
今回、解体工事に合わせて、下水工事の切り替えも行いました。
今後、外構工事の開始へとつながります。
外構工事については引き続き報告予定です。