令和2年7月17日 国時の家配筋検査を受けました。
今回も、長期優良住宅ですので耐震等級2の構造計算を行っております。
梅雨が続くので、現場は少し大変ですが職人さんは皆元気です
自社による構造計算
国時の家は東入り東西に長い敷地に計画しています。
南側敷地に将来、建つであろう燐家を想定しながら設計したプチ吹抜けのあるおうちです。
今回、初めて構造計算ソフトを使い自社による構造計算を行いました。
全く一からの経験でしたので約一週間程度の日数を要しました。
甲斐あって、なんとかできるようになり、
また今まで何となく考えていたものが見えてきました。
建物の重心と剛芯を一致させる方法とかです。(偏心率の計算等)
但し、今回の計算は性能表示制度に基づいたもので
もっと詳細に計算をする許容応力度によるものではありません。
構造計算は奥が深いです。
前回からの変更点
今回最も特徴的なのは人通口(床下点検の際、人が通る開口)の鉄筋補強方法です。
基礎は梁と考えられるので計算上の考え方では梁に欠損がある場合の補強と考えるそうです
スラブ部分に13㎜鉄筋を5本別に入れて、斜めに配筋を入れる方法となります。
詳しくは写真でご確認ください。
生コンクリート単価が高騰しています
北陸新幹線と中部縦貫道の工事の影響により、生コンクリートの単価が上昇しております。
また、コンクリート出荷の日程が限定されているため、コンクリート打設の日程調整が
容易ではなく、基礎工程に通常より時間が掛かる可能性があります。
価格も少し、落ちついてくれるとありがたいのですが…
8月22日・23日に吹抜けの家の完成現場見学会を予定しています。
コロナウイルスの拡散防止も考慮して近日詳細を決めたいと思います。
よろしくお願いいたします。