5月18日建築吉日(みつ)建て方を行いました。
5間×5間(9100㎜×9100㎜)平面計画が正方形 ほぼ総二階で50坪二世帯の家です。
長期優良住宅で耐震等級3・ヒート20G1レベルで地域型住宅グリーン化事業対象となります。
変わる 断熱等性能等級
2022年4月から性能表示制度の断熱等性能等級の最高等級が4から5に引き上げられます。
今まで最高等級であった4は平成11年(約23年前)に設定されたものですので
実質的には高性能といえない基準となっていました。
今回等級5が新設され、更には 6・7 の制定がされていくようです
住宅の断熱性能が加速度的に向上していく事が考えられます
この件は、詳しく調べてコラムで説明いたします。
上下階の関係
二世帯住宅の場合、上下の間取りの関係は重要です
まずは音の問題です。一階の寝室の上にトイレ等があると深夜に目が覚めてしまいます
リビングなどの足音も気になりやすいポイントになります
原則的にはLDKの上にはLDK、寝室の上には寝室を、トイレの上にはトイレの様に
上下階の間取りを同じ配置にしていく方法が無難になります。
上下階の柱・耐力壁を一致させることで直下率が向上し耐震強度も高まるので、一石二鳥です
正方形であるという面も重要なポイントです。
耐力壁がバランスよく配置しやすく耐震性能を高めやすくなります。
また、外皮(天井・外壁・床)が必要最低限に抑える事が出来るので
断熱性能を高める効果があります
タルキの影に注目
建て方当日の天気はありがたいことに快晴でしたので
151㎜間隔の込めタルキのピッチが強調される写真が撮れました
断熱性や耐震性も重要ですが雪に強い家という性能は大野市では最重要かもしれません
今回も事故や怪我無く無事、建て方完了となりました。
ご協力いただいた職人さん、一日お立会い頂いた施主様ありがとうございます。