12月18日建築吉日(たつ)建て方を行いました。
長期優良住宅で耐震等級3の大空間吹抜けのある家です。
地域型住宅グリーン化事業対象住宅です
当日の朝は雪が降っており、足場の除雪から始まりました。
建て方の様子をリポートします。
雪の日の処置
二階床組みと床用構造合板の接続は剛床にとって重要です。
通常であれば建て方時に全て釘打ちを行いますが、仮釘打ちのみを行い
本締めは屋根の施工後としました。
また、耐力面材ダイライトの施工は通常、下屋と関わる部分だけを行いますが
雪が入りにくいように二階部分は全て施工しました。
建て方後には基礎内に積もった雪を除雪し、内部をスポンジでふき取り
ブルーシートで養生を行い内部を乾燥しやすくしました。
建て方は15:00頃には屋根掛けが完了しましたが、部材が濡れた場合には
構造木材が露出している間に充分に乾燥を行い施工する必要があります。
パッシブ設計
パッシブ設計とは冷暖房等のエネルギーを利用する設備機器に頼らず、
太陽、風、地熱などの自然を間取りや窓の工夫によって利用する設計手法です。
今回も南面の集熱窓は非常に大きく取りました
集熱窓に面する大きな吹抜けはパッシブ設計の代表的なものになります。
また、南面屋根を緩やかに大きく取ったので屋根の雪が解けやすくなります
屋根のルーフィング施工の際には晴れ間も見え、下地のエコヘルボードが綺麗に施工出来ました
事故や怪我無く無事完了出来て達成感の高い建て方となりました。
ご協力いただいた職人さん方ありがとうございます。
また、一日お立会い頂いたお施主様、ありがとうございます。