2月28日福井市上森田にて建て方を行いました。

富山県の高椿礎生一建築設計事務所様から依頼を受けた軒の深～い家です。

こどもエコすまい支援事業対象・フラット35・省令準耐火仕様となります。

軒の出・ケラバの出

「軒の出・ケラバの出」とは、屋根の出っ張り部分で、建物の外壁から屋根が少し張り出している部分のことを指します

今回の計画では下屋の軒の出が1500㎜と非常に深いのが特徴です。

深い軒先には以下のような効果があります。

1. 雨や日差しを遮る効果ることができます。

屋根から遠くに張り出しているため、建物の外部を守るための効果があります。

雨や日差しを遮ることで、建物内部の温度や湿度を調整し、居住性を向上させることができます。

2. 建物の外壁を保護する効果

外壁に直接降り注ぐ雨水を遮り、外壁を劣化や腐食から守る効果があります。

また、雨水が建物周辺にたまることを防ぎ、建物自体の損傷を防ぐことができます。

3. 安定した照明環境を作る効果

建物の外部を遮ることで、建物内部に入る光の量を調整することができます。

そのため、建物内部の照明環境を安定させることができます。

4. 建物の外観を美しく見せる効果

建物の外観を豊かにし、建物の印象をよくすることができます。

また、建物のスタイルや建築様式に合わせて、デザイン的な効果を発揮することもあります。

ハイベストウッド

設計事務所様の指定により、今回の外壁に使用する耐力面材はハイベストウッドです。

壁倍率4.0であることが注目ポイントです。一般的に使用される耐力面材は2.5倍ですので

壁倍率は非常に高い材料です。

透湿抵抗も2.0㎡ｈｍｍHｇ/ｇとなり湿気を屋外に排出しやすいので

弊社としても今後ケースに合わせて採用するかもしれません。

ユーチューブ出演

富山県の高椿礎生一建築設計事務所様にユーチューブで設計意図を説明していただいています

いつもと違った感じですので是非ご覧ください。

また、高評価やチャンネル登録をお願致します

https://www.youtube.com/watch?v=Mxpaxv6BDt8&t=5s

今回も事故や怪我無く無事、建て方完了となりました。

ご協力いただいた職人さん、一日お立会い頂いた施主様ありがとうございます。