吹抜けの家配筋検査・塗り壁の家中間検査を受けました

令和2年3月17日 吹抜けの家配筋検査・塗り壁の家中間検査を受けました。

二物件共、長期優良住宅ですので耐震等級2の構造計算を行っております。

コロナウイルスの影響で一部の部資材の調達は困難ですが、20年度物件が順調に進んでいます。

吹抜けの家 配筋検査

吹抜けの家は南側に面した幅4m×奥行3mの大きな吹抜けが特徴の約40坪の住まいです

3月朝方の日射は吹抜けを介してダイニングに入ってきそうでした。

長期優良住宅の認定には構造躯体等の劣化等級3が求められます。

これは建物を長く使用するために、メンテナンスなどのしやすさを求める指標です。

キッチン・浴室・洗面・トイレ等の排水管でコンクリートに埋め込まれる部分は

さや管(フレキシブルな内部配管の交換が容易なもの)を利用する必要があります。

この現場ではさや管が4カ所使用されていました。

鉄筋は人通口下の補強配筋やかぶり厚等の検査を行い、指摘事項なく完了しました。

さや管

塗り壁の家中間検査

塗り壁の家はデラクリートセメントボードシステムを利用した通気の出来るモルタル外壁の約37坪の住まい

弊社としても、塗り外壁は久しぶりです。仕上げはフッ素コートのベルアートFで汚れにくい素材です。

断熱施工の容易性の為、出来るだけ外壁側には筋交いを取りたくないのですが

1階LDKスペースを開放的な空間にしたので外壁側にタスキ掛筋交が何カ所か出来てしまいました。

開放的な空間にしたいし、耐震性能も良くしたい。何とか両立出来るようがんばります。

この2物件については断熱材に マグイソベール を利用予定です。

近日、裸のグラスウールについてコラムにてご説明します。