雪害修繕工事【瓦編✨】職人の技が光る現場レポート
雪害修繕工事【瓦編✨】職人の技が光る現場レポート

雪害修繕工事【瓦編✨】職人の技が光る現場レポート

こんにちは、あまや製材です。
重たい雪による屋根被害が多発している中、今回は【瓦修繕工事編】です。

普段なかなか見ることのない屋根の上で繰り広げられる瓦職人さんの技の裏側をレポートします。うちの屋根は大丈夫かな…と心配されている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「棟(むね)」とは屋根の最上部に位置し、右の屋根と左の屋根が合わさる、お家のてっぺんで雨漏りなどのリスクを防ぐ役割をしています。この部分の瓦が雪の影響でズレ下がってしまったのです。このまま放置すると隙間から雨水が侵入し、お家全体を傷める原因になってしまいます。

まずは、ズレてしまった箇所の瓦を丁寧に解体していきます。
実は、瓦には小さな穴が開いていて、銅線で固定されています。鬼瓦と呼ばれる棟の端に設置される装飾性のある瓦を取り外す、めったに見られないレアな瞬間もカメラに収めました📸

取り外した鬼瓦は、新しく用意した固定線を通します。屋根の下地に何重にも強化した銅線を固定したら鬼瓦と緊結します。
鬼瓦の固定が出来たら、『南蛮漆喰(なんばんしっくい)』という、瓦専用の特別なセメントを隙間なく埋めていきます。
屋根の棟に積み重ねられる平らな瓦、『熨斗瓦(のしがわら)』は、漆喰で土台を作り1段目から積み直します。瓦は1枚1枚銅線で固定しますが、外へ出る(雨風や空気にさらされる)部分には、サビに強いステンレスの線を使い分けます。

熨斗瓦を5段積み上げた段階で、その中心に補強用の鉄筋を挿入します。この鉄筋と熨斗瓦をステンレス線でガッチリ結束することで、雪の重みや台風の強い風にも負けない一体感が生まれます。

屋根の裏側に仕込まれた漆喰や補強用鉄筋、そして瓦を緊結する何本もの固定線は、出来上がったら外からは完全に隠れて見えなくなってしまう場所です。
だからこそ、一切の妥協なく丁寧に仕上げる。暑い屋根の上で黙々と、しかしスピーディーに手を動かし続ける職人さんの姿には、そんなプロとしての強い誇りと高い技術が溢れていました。

この美しく強固な仕事があるからこそ、何十年先まで安心して暮らせる強い屋根が復活するのです。

冬の間に雪でじわじわと傷んでいた部分が、時間が経った今になって突然雨漏りなどの症状が出てくるケースがあります。
現在あまや製材でも大変多くの修繕工事をお任せいただいており、一軒一軒順番に対応を進めている状況です。

屋根の異変は、大きな被害になってからでは修理が大掛かりになってしまいます。
まずは一度お家の周りをぐるりと見上げて、屋根や外壁などの様子をチェックしてみてください。

https://www.instagram.com/p/DYogbMoqSna

今回の工事のリアルな現場の様子は、公式Instagramのリール動画でも公開しています。
職人さんのプロの技、ぜひご覧ください!

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