9/29 構造直下率抜群の家の建て方を行いました。
長期優良住宅の為、耐震等級2の構造計算を行っております。
台風の影響が気になりましたが、職人さんのおかげで屋根ルーフィング施工完了
風の影響を考慮し、本筋交いも施工しました
構造直下率について
一般的な木造2階建等の住宅において、壁位置の上下不ぞろいは弱点となります。
1階の柱や耐力壁の上にキチンと2階の耐力壁等がつながっている割合を『構造直下率』と呼び
構造的なバランスを評価する重要な指標として使われています。
直下率は建築基準法や住宅性能表示制度には規定が定められていませんが
屋根から2階壁、床、1階壁、基礎へと荷重を伝えるシンプルな考え方だけに
弊社では非常に重要な指標であると捉えています。
近年、プレカット率が上昇し、構造図作成をプレカット業者まかせにすると
構造の基本を理解したものなら、まさか? と思う危ない間取りになります。
私たちは直下率のチェックの事を、略語で『ノリを見る』と言います。
今回の住宅はいわゆる『ノリノリ』であり、構造直下率抜群の家になりました。
お施主様にも十分説明していたので、非常に満足して頂きました。
翌週現場に向かうと、足場の二度架けを行っていました。
防水施工も入念に行い、耐力面材のダイライトも、ほぼ施工完了です。
工程をスムーズに行う為、現場清掃も大事な作業です。
本物件は準防火仕様です。そちらは改めて説明しますね