令和2年9月11日 国時の家の中間検査を受けました。
長期優良住宅ですので耐震等級2の構造計算を行っております。
構造計算ソフトを購入後、自社にて構造計算を行った初めての物件となります。
ホールダウン金物とは
中間検査では構造金物のチェックも行います。
今回は、特徴的なホールダウン金物について解説してみたいと思います。
一般的に、木造住宅にはアンカーボルトという金物を用いて基礎と土台を緊結します。
地震などにより柱の引き抜き力が強い場所には、ホールダウン金物を用いて
基礎と土台と柱を緊結します。
引き抜き力の強さは建物の形状や間取りによって異なりますので
建物の四隅に入れれば良いというものではありません。(無いより良いですが)
構造計算を行い引き抜き力の強さを計算して効果的にホールダウン金物を入れる事が重要です。
ホールダウンには耐力強度の違いが有り、
強度により、専用アンカーボルトの埋込長さが異なる為、注意が必要です。
構造耐力は断熱性能の様に住んだ後、快適性を体感できるもではありませんが
重要視すべき性能です。構造計算行いましょう。
筋交位置検討
初めての構造計算でしたので、偏心率と向き合い、内壁筋交位置の検討をしまくりました。
たすき掛けの筋交が多いかもしれません。
検査員の方は金物検査バッチリデスと太鼓判頂きました。
この物件も裸のグラスウール対応物件です。
ご希望の方に、構造見学承りますので問合せページからお申し込みください。
よろしくお願いいたします。